国内・海外問わず出張が多い方、旅行に良く出かける方は特に必見の「マイル」。
マイルを賢く貯めることで、航空会社の様々なサービスをお得に受けることができます。
マイルはクレジットカードを利用することで、飛行機の利用時に限らず日常的にマイルを貯めることも可能です。
そこで、本記事ではマイルを貯めたい方に向けて、おすすめのクレジットカードやカードを選ぶ時のポイントなどを徹底解説します。
Contents
- マイルとは?
- マイルの使い道は?
- マイルが貯まるクレジットカードとは?
- マイルが貯まるクレジットカードのメリットとは?
- マイルが貯まるクレジットカードのデメリットとは?
- マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ時のチェックポイント
- マイルが貯まるおすすめクレジットカード11選
- まとめ
マイルとは?
マイルとは、航空会社が運用するマイレージサービスで貯めることができるポイントのことです。
マイレージ会員になると、飛行機の搭乗距離を基に算出されるマイル数を貯めることができます。
そのため、特に出張や旅行でよく飛行機を利用する方にとってはマイルを貯めておくと、さまざまさ特典を受けることができるポイントというわけです。
JALやANAをはじめ、ユナイテッド航空やデルタ航空などでも運用しています。
貯めたマイルは、航空会社のサービスで利用したり、提携会社のポイントに変換したりすることが可能です。
マイルの使い道は?
貯めたマイルの主な使い道は下記の通りです。
特典航空券との交換
特典航空券とは、貯めたマイルと交換できる航空券のことをいいます。
航空券の交換に必要なマイルの数は、利用日程と出発地・目的地、座席クラスなどによって異なります。
さらに、キャンペーンなどによるマイルの割引の有無によって、マイル数が変動することもあります。
例えば、国内線の場合ANAは1区間(片道)5,000マイルから交換が可能です。
またJALは1区間(片道)6,000マイルから交換が可能となっています。
足りないマイル数を現金で補うということはできません。
予約できるタイミングも航空会社によって異なるため、事前に確認しておくのが良いでしょう。
交換した特典航空券をキャンセルする場合、航空会社ごとに定められた期限内であれば、マイルは変換されます。
しかし自己都合でのキャンセルは手数料が掛かってしまうので、注意が必要です。
【参考】
ANA公式:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/#a01
JAL公式:https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalmile/use/jal/dom/
座席のアップグレード(国際線のみ
座席のアップグレードにもマイルを利用することができます。
ただし、JALとANAのどちらも、アップグレードできるのは国際線利用時のみで、アップグレードに必要なマイル数や座席クラスは航空会社によって異なります。
予約可能期間はANAの場合、搭乗の360日前から、便出発時刻の25時間前までとなっています。
またJALの場合は、搭乗の355日前から便出発時刻の24時間前までとされています。
国際線超過手荷物料金の支払い
国際線での超過手荷物料金もマイルで支払うことができます。
また、国際線との乗り継ぎなど、国際線の手荷物ルールが適用される国内区間でも、マイルで超過分を支払うことが可能です(ANAとJAJいずれも)。
電子マネーや他社ポイントとの交換
普段のお買い物で利用しやすい、電子マネーや他社ポイントへ交換することも可能です。
飛行機を使う機会が少ない方には、良いでしょう。
提携先によって、交換に必要なマイル数や交換条件は異なります。
「Suica」「PASMO」「Tポイント」「楽天ポイント」など、いつも利用する電子マネーやポイントが提携していると、よりマイルを活用できるでしょう。
その他
上記で紹介した以外にも、ポイントの使い道はいくつかあります。
例えばJALのマイルならJALカード年会費を支払い、食品や生活雑貨などの商品と交換、ホテルの支払いやツアーの購入ができるクーポン券と交換することも可能です。
クーポン券は現金と併用することもできます。
商品のラインナップやクーポン券の対象施設やサービスは、航空会社によって異なるので、交換する際はあらかじめチェックしてください。
マイルが貯まるクレジットカードとは?
上記で述べたように、飛行機の利用で貯められるマイルは、各航空会社のマイレージ会員になれば、誰でも貯めることが可能です。
ではなぜ、わざわざクレジットカードを利用してマイルを貯めるのでしょうか。
答えはもちろん、普通に貯めるよりも、マイルが貯まりやすいからです。
クレジットカードを経由して貯めることで、マイルが加算されたり、普段のお買い物で貯めたりできます。
下記では、マイルが貯められる航空会社のクレジットカードと、それ以外のクレジットカードをそれぞれ解説します。
航空会社のクレジットカード
ANAやJALなど航空会社が発行するクレジットカードは、マイルの還元率が高い傾向にあります。
一般的なクレジットカードの還元率よりも全体的に高い、1%前後が平均です。
ただし、航空会社のクレジットカードの多くは年会費が掛かります(初年度は無料のカードあり)。
またマイルの還元率を1%にするには、年会費とは別で費用が掛かるカードもあるので、カードの申し込みをする前にしっかりチェックしましょう。
航空会社以外のクレジットカード
「dカード」「エポスカード」「楽天カード」など一般的なクレジットカードでも、カードで貯めたポイントをマイルに交換することができます。
マイルの還元率は、カード会社によって大きく異なりますが、0.25~0.5%前後が平均です。
マイルが貯まるクレジットカードのメリットとは?
マイルが貯まるクレジットカードのメリットはいくつかあるので、下記でそれぞれ解説します。
飛行機の利用でマイルが貯まる
航空会社発行のクレジットカードは、飛行機の搭乗でマイルが貯まります。
搭乗したことでもらえる通常のフライトマイル(区間マイル×利用運賃のマイル積算率)に加えて、ボーナスマイルがもらえるのも特徴です。
もらえるマイル数はカードの種類によって異なりますが、フライトマイルの数パーセントが付与されます。
マイルのボーナスが付与される
航空会社発行のクレジットカードは、カードの入会時と更新時に、マイルのボーナスが付与されます。
付与されるマイル数は、航空会社やカードの種類(一般、ゴールド、プラチナ)によって異なります。
電子マネーの利用でもマイルが貯められる
航空会社発行のクレジットカードは、電子マネーの利用でもマイルが貯めらることができます。
ANAマイルならEdy、JALマイルならWAONを使うと、200円につき1マイル貯めることが可能です。
ちょっとしたコンビニでのお買い物や日用品のお支払いでも使える電子マネーで貯められるのはメリットと言えるのではないでしょうか。
マイルが貯まるクレジットカードのデメリットとは?
反対にマイルが貯まるクレジットカードにはデメリットも存在します。
カードの維持費が発生する
マイルが貯まるクレジットカードのデメリットは、通常のクレジットカードに比べると維持費が掛かるという点です。
年会費が設けられているカードが多く、その額もカードの種類によっては10,000円前後掛かることもあります。
初年度の年会費が無料のカードもありますが、航空会社発行のクレジットカードはほとんど年会費が発生すると考えた方が良いでしょう。
マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ時のチェックポイント
マイルが貯まるクレジットカードのメリット・デメリットを解説しました。
しかし「飛行機はよく利用するし、お得なら今すぐ申し込みたい!」と焦るのは禁物です。
数あるカードの中で、どれが最も自分に適しており、賢くマイルを貯められるのか洗い出すために、いくつかのポイントをチェックしましょう。
対象の航空会社はどこか
どの航空会社のマイルを貯めるのかで、クレジットカードを選びましょう。
なぜなら、ANAで貯めたマイルをJALで利用することはできないからです。
利用する航空会社が1社に絞られているなら、その対象となるクレジットカードを選べば問題ありませんが、複数の航空会社を利用する場合は、貯められるマイルが複数社あるカードを選ぶのが良いでしょう。
たとえば、ANAとJALの両方を利用するにも関わらず、JALのマイルだけしか貯められないカードを選ぶのは好ましくありません。
中にはJALとANAどちらのマイルも貯められカードが存在するので、その中から選ぶようにしましょう。
マイルの還元率はどれくらいか
次にチェックすべきは、マイルの還元率です。
還元率とは、貯めたポイントをマイルに交換するときのレートのことで、一般的に還元率1%前後のことが多いです。
いくつかの候補がある際に、この還元率の値が、決定するための大きな指標になります。
一概に、還元率が高いカード=すべてお得とは限りません。
同じ還元率の場合は、下記で紹介するその他の維持費に違いはあるのかを照らし合わせるようにしましょう。
年会費・手数料はかかるのか
意外と見落としがちなのが、カードの維持費や手数料です。
デメリットでも解説しましたが、年会費も必ずチェックしてください。
ただし、年会費が高いからといって、すぐに候補から外すのはもったいない場合もあります。
ボーナスやその他の特典で、維持費が実質掛からないというケースもあるので、カードの特典までよく確認しましょう。
また、ポイントをマイルへ交換する際に手数料が掛かるカードもあります。
有効期限や交換上限はあるのか
有効期限や交換上限についても、確認しておきましょう。
貯めたマイルが使える期限と、ポイントをマイルに交換するときの交換可能のマイル数の上限は、各クレジットカードによって異なります。
コツコツとマイルを貯めたのに、有効期限が過ぎて使えなかったり、交換上限を超えてしまったりして、せっかくのマイルを無駄にするようなことは防ぐようにしましょう。
マイルが貯まるおすすめクレジットカード11選
それでは下記で、おすすめのマイルが貯まるクレジットカードを紹介します。
それぞれのメリットや特徴なども分かりやすく解説しているので、カードを選ぶ際の参考にしてください。
SPGアメックスカード
公式ページ:スターウッドプリファード カード
正式名は「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」。
マイルを貯められるカードとして有名で、評判の高いカードです。
カードの基本情報・特徴・申し込み方法を詳しく解説します。
基本情報
年会費 | 34,100円 |
ポイント還元率 | 1.00% |
交換可能マイル | ANA、JAL、スカイマイルなど |
ポイントの種類 | MarriottBonvoyポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
最大の特徴は、ANA・JAL・スカイを含めて40社以上、ポイントをマイルに交換できる対象の航空会社があることです。
複数の航空会社を利用したい方にとって、申し分ないカードと言えるでしょう。
そのため、マイラー(マイルを多く貯める人)からも、非常に支持されています。
旅行に不可欠な旅行保険の付帯はもちろん、無料で空港のラウンジを利用できる特典があるのなど、マイルの貯めやすさ以外にも、特典が豪華なことでも知られています。
メリット
「SPGアメックスカード」最大のメリットは、上記でも少し触れた豪華な特典です。
まず、カードに入会した特典として「Marriott Bonvoyゴールドエリート」の会員資格が付与されます。
「Marriott Bonvoyゴールドエリート」とは、Marriott Bonvoy会員の中でも、Marriott Bonvoy系列のホテルに、年間25泊以上した人だけに与えられる会員資格です。
ゴールドエリート会員の方は、
- 会員限定料金でマリオットに宿泊
- 25%のボーナスポイントが付与
- 客室のアップグレードやレイトチェックアウト
など、カードを発行するだけで、旅行に出かける頻度が増えてしまいそうな、嬉しいサービスが受けられます。
また、カードの契約を継続すると、毎年2名まで利用可能なホテル1泊分の無料宿泊特典も付与されます。
※無料宿泊特典で利用できるホテルは時期によって異なります。
申し込み方法
カードを申し込みする際に必要なステップを簡潔に解説します。
①本人確認書類の提出
下記の本人確認書類のうち、いずれか一つを提出します。
- 運転免許証(住所変更をしている場合は両面)
- 写真付き住民基本台帳カード(住所変更をしている場合は両面)
- マイナンバーカード(表面のみ)
- 特別永住者証明書(住所変更をしている場合は両面)
- 在留カード(住所変更をしている場合は両面)
- パスポート(写真と所持人記入欄ページ)
- 各種健康保険証(氏名、生年月日、住所の記載面があること)
- 住民票の写し(発行日から6ヶ月以内かつ、個人番号が記載されていないこと)
②入会申込みページから本人情報を登録する
氏名、生年月日など基本的な情報を入力します。
入力ミスのないように、確認しながら行いましょう
③Marriott Bonvoyへ会員登録
Marriott Bonvoy会員への登録をして、発行された会員番号を申し込みページの該当欄に入力します。
④審査に必要な情報(年収や勤め先など)を入力
必要な本人情報をすべて入力できたら、申し込みは完了です。
申し込み完了後は、審査が通過するのを待ちましょう。
ANAアメックス
公式ページ:ANAアメリカン・エキスプレス
「ANAアメックス」は、その名の通り、ANAとアメリカンエキスプレスが提携したカードで、ANAを利用する、ANAマイレージクラブ会員の方向けのクレジットカードです。
飛行機の利用頻度はそこまで高くないけれど、「利用するならANA」といったような、ANAマイレージクラブ会員初心者の方にもおすすめのカードです。
基本情報
年会費 | 7,700円 |
ポイント還元率 | 0.5~0.75% |
交換可能マイル | ANA、JAL、スカイマイルなど |
ポイントの種類 | ANAアメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
「ANAアメックス」の特徴は、普段のお買い物などでの支払いでもマイルをコツコツ貯められることです。
「メンバーシップ・リワード」というアメリカン・エキスプレスのポイントプログラムを採用しており、カード支払い100円につき1ポイント付与されます。
また、カードの入会特典も豊富で、入会時に1,000マイルのボーナスを獲得することが可能です。
嬉しい入会特典はこれだけではありません。
入会後3カ月以内に10万円利用すると2,000マイル、もしくは3ヵ月以内に60万円利用すると、15,000マイルが付与されます。
60万は難しいかもしれませんが、生活必需品の支払いや公共料金の支払いもまとめてしまえば、あっという間に10万円は超えるのではないでしょうか。
入会してお買い物するだけで、年会費の半分は相殺できるでしょう。
メリット
「ANAアメックス」のメリットは、空港や飛行機の機内での買い物がお得になることです。
空港にあるANA FESTA店舗では、1,000円以上(税込)購入するとお支払いが5%OFF、ANA国内線・ANAエアージャパン国際線でのお買い物は、10%OFFになります。
また他、
- 全国の主要空港のラウンジを無料で利用
- 手荷物無料宅配サービスが受けられる
などの特典もあります。
お買い物やゆったりする時間を過ごすために、早めに空港へ向かいたくなるようなサービスが充実しています。
申し込み方法
①入会申し込みページで本人情報を入力
入会申し込みページから、必要な情報を入力します。
有価証券類や他社カードの有無などの記載も必要です。
②ポイント移行コースへ入会するか確認
カード入会申し込み時に、ポイント移行コースへ入会の案内があります。
ここで、注意していただきたいのは、ポイント移行コースは、年会費6,000円+税が掛かることです。
ポイントの有効期限が無期限になるなど、カードの各種サービスがさらにお得になるコースですが、一度実際にカードを利用してみてから考えるのが良いかもしれません。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
公式ページ:ソラチカカード 入会キャンペーン
「ANA To Me CARD PASMO JCB」通称:ソラチカカードは、ANAカードと東京メトロのカードが一つになったカードです。
東京メトロのカード「To Me CARD」サービスの一つのPASMO定期券の搭載やオートチャージが同様に利用することができます。
さらに、東京メトロへ乗車するごとにメトロポイントが貯まり、定期券を購入するとOki Dokiポイントとメトロポイントの両方貯めることも可能となります。
飛行機に乗らずともマイルを貯める“陸マイラー”にとって、最強のカードと言えるでしょう。
基本情報
年会費 | 2,200円(税込)※初年度会費無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.00% |
交換可能マイル | ANA |
ポイントの種類 | OkiDokiポイント、メトロポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
ソラチカカードの大きな特徴は、マイル・メトロポイント・OkiDokiポイントの3つを貯めることができる点です。
- ANAのグループ便に搭乗するとマイル
- 東京メトロの利用や定期券の購入をTo Me CARDでお支払いするとメトロポイント
- クレジットカード支払い
1,000円(税込)につき1ポイントのOki Doki ポイントを貯めることができます。
まさに、空・陸・地下すべてにおいて、日々ポイントを貯めていくことが可能です。
メリット
最大のメリットは、コツコツ貯めた3つのポイントすべてを、マイルに交換可能な点です。
また、メトロポイントとANAマイルを相互に交換することもできます。
例えば、通勤で東京メトロを使う方にとっては、交通費がマイルに交換することができるポイントとして貯まるのは嬉しいのではないでしょうか。
また、年会費は掛かるものの、他のカードに比べると比較的リーズナブルです。
初年度は年会費無料なので、ソラチカカードなら、初期費用ゼロで、お得にポイントを貯めることができるでしょう。
申し込み方法
ソラチカカードの申し込み方法は、2パターンあります。
Web上で口座を登録
カードの入会申し込みページから、カードの支払いをする本人名義の口座を登録します。
この方法であれば、確認書類の提出が必要ないためスムーズにカードを発行できます。
郵送で確認書類を提出
入会申し込みを行なって、郵送での登録方法を選択すると書類が届きます。
そこに必要書類を添付した上で返送します。
カード会社の審査が完了次第、カードが発行・郵送されます。
ANA Visa ワイドゴールドカード
公式ページ:ANAカードのお申込み
マイルが貯まるクレジットカードの中でも、特に還元率が高く、マイルを貯めやすいと定評のあるカードです。
またゴールドカードのため、豪華な特典が魅力でもあります。
例えば、ビジネスクラス専用のカウンターや、空港ラウンジの利用サービスなど…。
少し騒がしさのある空港とは思えない、上質な時間を過ごせるのは、ゴールドカードならではの特典です。
基本情報
年会費 | 15,400円(税込) |
ポイント還元率 | 1.00~2.00% |
交換可能マイル | ANA |
ポイントの種類 | Vポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
特徴はもちろんマイルの貯まりやすさで、ガードでのお支払い200円ごとに1ポイント貯まります。
支払いで貯まったVポイントは、1ポイントにつき2ANAマイルに交換できます。
ポイントからマイルに移行する際の手数料は掛かりませんし、ANAグループ便の搭乗、ANA関連のサービスの利用で、ボーナスマイルも付与されます。
不定期で、入会時や指定の金額以上の利用で、もらえるボーナスマイルのキャンペーンも行っていることがあります。
申し込みの際は、キャンペーン中であればさらにお得になるでしょう。
メリット
ANA VISAワイドゴールドカード会員の方は、「ポイントUPモール」を利用できるのがメリットと言えます。
Yahoo!ショッピング・PayPayモール・ベルメゾンネット・Amazon・楽天市場でのお買物を、「ポイントUPモール」経由で行うと、貯まるポイントが2倍以上になります。
おそらく、私たちがネットショッピングで購入するほとんどのアイテムが、上記のショッピングサイトで手に入るでしょう。
また、WEB明細サービスを利用するだけで、年会費が1,100円割引になります。
WEB明細サービスを利用した方が、スピーディに明細確認を行えるので、普段からスマートフォンを使用される方は是非とも利用した方が良いでしょう。
申し込み方法
ANA VISAワイドゴールドカードはWebサイトから簡単に申し込むことができます。
まず、審査に必要な本人情報を、申し込みページからすべて入力します。
登録口座の設定は、オンラインと郵送どちらで行うか選択できます。
すべての入力が完了し、申し込みできたら、後は審査の結果を待ちます。
審査が通ればカードが発行・郵送されてきます。
ただし、登録口座の設定を郵送で行う場合は、オンラインに比べてカードの到着が遅れます。
ANA JCB一般カード
公式ページ:JCBのANAカード
ANAとJCBが提携するクレジットカードで、その名の通り一般的なのが「ANAJCB一般カード」です。
一般的とはいえ、マイル還元率は高いカード言えます。
入会時と、翌年の契約継続時に1,000マイル、ANAのグループ便に搭乗するたびに通常付与されるマイルにプラス10%のボーナスマイルが付与されます。
基本情報
年会費 | 2,200円 ※初年度無料 |
ポイント還元率 | 1.00~2.00% |
交換可能マイル | ANA |
ポイントの種類 | OkiDokiポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
年会費の安さと、初年度の年会費が無料な点が特徴と言えます。
初期費用ゼロで入会できるので、カード発行のハードルが下がりますし、他の多くのカードと同様、家族カードの発行がANAJCB一般カードでも可能です。
家族カードは、年会費無料にはならないものの、年会費が1,100円(税込)と半額です。
メリット
ANAJCB一般カードは、マイルが貯めやすいです。
その理由は、10マイルコースで移行できるためです。
通常は、カード支払金額1,000円につき、1OkiDokiポイントと5マイル付与されます。
それが、10マイルコース(年間5,000円)に移行すると、カード支払金額1,000円につき、OkiDokiポイントは変わりませんが、獲得できるマイルが10マイルに増加します。
また、OkiDokiポイントのマイル還元率が通常0.5%(1ポイント=5マイル)のところ、10マイルコースに移行すると1.0%(1ポイント=10マイル)に増加します。
普段のお買物から、光熱費や電話料金などの公共料金の支払いも、カードにまとめてしまえば、さらにマイルを貯めることができます。
申し込み方法
ANAJCB一般カードの申し込み方法は、全部で4パターンあります。
Webから支払い口座を登録
4パターンある申し込み方法のうち、最も簡潔でスピーディに申し込みが完了する方法です。
申し込みページから、Webで口座登録する方法を選択して、本人名義の支払口座情報を入力します。
以上で申し込みは完了のため、後は審査を通過してカードが郵送されるのを待ちます。
本人確認書類の郵送などをする必要がないため、すぐにカードを作りたい方にとっては嬉しいスピード感でしょう。
郵送時の本人確認
Web上で本人情報の登録を行い、発行・郵送されたカードを受け取る際に本人確認をする方法です。
この方法でも、受け取り時に本人確認を行えるため、あらかじめ本人確認書類等を送る必要はありません。
ただし、カード受け取り後に郵送された書類にて、登録口座を設定する必要があります。
画像で本人確認を行う
Webの申し込みページで指定の画像をアップロードすることで、本人確認を行います。
本人確認に必要な画像は、運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・住民票のいずれかです。
審査が完了してカードが郵送された後、書類で登録口座を設定します。
必要書類を郵送する
Web上で入会申し込みをした後、郵送された書類に必要事項を入力、本人確認書類も添付して返送します。
郵送完了後、審査が通過すれば自宅にカードが届くという流れです。
4つのパターンのうち、カード発行までに少し時間が掛かります。
JALカードSuica
公式ページ:JALカードSuica:ビューカード
JALとJRが提携して発行するクレジットカードです。
カード名を見て分かる通り、クレジットカードの他にSuica機能が付いているため、このカードがあれば電車も利用できます。
ANAのソラチカカードのように、飛行機だけでなく、地上の公共交通機関でもマイルを貯められるカードです。
基本情報
年会費 | 2,200円 ※初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.00% |
交換可能マイル | JAL |
ポイントの種類 | JALマイル |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行 |
特徴
JALマイルを貯めることができるため、主にJALを利用する方におすすめのカードです。
またJALグループの飛行機に搭乗するとマイルを貯められるのはもちろん、カードの支払い金額200円につき1マイル貯まります。
そのため、公共料金や光熱費のお支払いでもマイルを貯めることが可能です。
カードのポイントがJALマイルになるため、ポイント移行する必要もありません。
メリット
Suicaの利用でも、マイルが貯まります。
Suicaにチャージしたり、定期券を購入したりするとJREポイントが貯まり、貯まったJREポイントは1,500ポイントで、1,000マイルに交換することができます。
そのため、通勤や通学の定期券などのお支払いでも、マイルを貯めることが可能なのです。
申し込み方法
申し込む際は、お得なキャンペーンが開催されていないか確認するようにしましょう。
JREポイントが当たったり、ボーナスが受け取れたりするかもしれないので、申し込み前にチェックしておきましょう。
JALカードSuicaの申し込み方法は、2パターンあります。
Webページで申し込む
Webの申し込みページより、必要情報を入力するだけで申し込みは完了です。
入会申込書を郵送する
JR東日本の各駅・びゅうプラザで手に入る入会申込書に必要事項を入力、指定の本人確認書類を添付して、郵送することで申し込み完了です。
JALカード TOKYU POINT ClubQ
公式サイト:JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカードの基本機能はもちろん、東急ハンズや東急百貨店など東急グループのサービスも利用できるクレジットカードです。
JALマイルが貯められるだけでなく、TOKYU POINT加盟店でカードを利用するとTOKYU POINTも貯めることができます。
基本情報
年会費 | 2,200円 ※初年度無料 |
ポイント還元率 | 0.50~1.00% |
交換可能マイル | JALマイル |
ポイントの種類 | JALマイル |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行 |
特徴
JALカードのため、JALグループの飛行機に搭乗すると、通常のフライトマイルに加えて、プラス10%のボーナスマイルが付与されます。
また、飛行機の搭乗だけでなく、カードでの支払い金額200円につき、1マイル獲得できます。
日常のお買物や、光熱費などを本カードでのお支払いにすることで、日頃からマイルをどんどん貯めることが可能です。
貯めたマイルは、JALグループ飛行機の搭乗や各サービスの割引に充てられます。
メリット
電車の利用やお買い物などで、ポイントが貯めるこができます。
- PASMOの定期券を購入すると、1%分のTOKYU POINTが付与
- 午前7時までに東急線各駅に入場すると、5ポイント付与
など、日々の生活で電車を利用する方にとって、嬉しい特典があります。
また、PASMOオートチャージ機能が付いているなど、チャージ残高不足で改札が通れず、忙しい朝の時間にロスタイムを作ってしまうことも防ぐことができます。
申し込み方法
JALカード TOKYU POINT ClubQへの申し込み方法は3パターンあります。
申し込み手続き書類を郵送する
Webページにて本人情報を入力して、申請します。
その後、郵送された必要書類に記入・本人確認書類を添付して返送します。
審査に通過後、カードが自宅に郵送されます。
オンライン口座振替サービスを利用する
こちらの申し込み方法は、オンライン口座振替サービス対象とされている金融機関の口座を持っている方のみ利用できます。
Webページから入会申し込みを行う際に、サービス対象の口座情報も同時に入力します。
必要情報が全て入力できれば、入会申し込みが完了します。
郵送で申し込む
「JALカード入会申込書」を電話(Tel:0120-747-025)より請求し、届いた書類に必要事項を入力・本人確認書類を添付して返送します。
※お急ぎの方は、返送の際に「至急発行希望」の旨と「カード受け取り希望日」を記載したメモを同封します。
楽天カード
公式サイト:【公式】新規入会&利用でポイントプレゼント
インパクトのあるCMでもお馴染みの「楽天カード」。
恐らく多くの方が知っているであろう、定番のクレジットカードの1枚です。
航空会社発行のカードではないものの、ポイント還元率が高く、効率よくポイントを貯められるカードと言えます。
貯まった楽天ポイントは2ポイントで1JALマイルに交換できます。
基本情報
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00~3.00% |
交換可能マイル | JALマイル |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
特徴
航空会社発行のクレジットカードと比較すると、年会費が永年無料な点が大きな特徴です。
カード維持費が一切掛からないにも関わらず、海外旅行損害保険が付帯します。
また、レンタカーやWi-Fi・空港のラウンジなど、旅行や出張の際に活躍するであろうサービスがお得に利用できます。
メリット
新規入会で付与されるポイント数が、非常に多い点がカード発行の最大のメリットといえます。
年会費・入会費などが無料ではあるものの、多い時で8,000ポイントほどのポイントが入会特典として獲得できることもあります。
そのポイントを貰えるからこそ、楽天カードを発行する方が多いというのも事実です。
また、楽天市場でのお買い物を、楽天カードでお支払いすると、獲得ポイントが3倍にアップします。
つまり、カードを発行するだけでも、ユーザーにとってのメリットが豊富なのです
※ポイント進呈には条件があります
申し込み方法
楽天カードを発行するのに必要なのは下記の3点です。
- 楽天ID
- 本人確認書類
- 銀行口座番号
Webの申し込みページから
- 本人情報を入力
- 楽天Edy付帯の有無を選択
- 口座番号を入力
- 申し込み手続き完了
の流れです。
審査に通過すると1週間前後を目安に、カードが発送されてきます。
また楽天カードのデザインは豊富にあり、申し込みの際に自分の好きなデザインを選択することもできます。
ANAJCB学生カード
公式サイト:ANAカード〈学生用〉
ANAJCB学生カードはカード名の通り、学生がお得に使えるクレジットカードの一つです。
18歳以上の大学・短大・専門学校・工業高専の4・5年、大学院生が入会でき、在学中は年会費が無料です。
通常は年会費の掛かるANAが発行するクレジットカードですが、ANAJCB学生カードは在学中は無料のため、その期間維持費なしでANAマイルを貯めることができます。
基本情報
年会費 | 在学中の年会費無料 |
ポイント還元率 | 0.50~2.00% |
交換可能マイル | ANAマイル |
ポイントの種類 | OkiDokiポイント |
付帯保険 | 海外旅行、国内航空 |
特徴
在学期間中、年会費が無料で非常にお得なANAJCB学生カードですが、特徴はそれだけではありません。
入会時に1,000マイル、さらにカードの契約を継続することで、毎年1,000マイルがプレゼントされます。
メリット
メリットは、やはり年会費無料でANAマイルが貯められることです。
例えば、大学進学のために東京で独り暮らしをする、地方在住の学生など。
学校の長期休暇の間など、飛行機で実家に帰省する度にマイルを貯められます。
ANAのグループ便に搭乗する際、ANAJCB学生カードを利用すれば、通常のフライトマイルに加えて、プラス10%のボーナスマイルも付与されます。
さらに、スマートU25が適用されたANAのフライトを利用すると2倍のマイルを獲得することが可能です。
申し込み方法
カードの申し込み方法は4パターンあります。
Webから支払い口座を登録
4パターンある申し込み方法のうち、最も簡潔でスピーディに申し込みが完了する方法です。
申し込みページから、Webで口座登録する方法を選択して、本人名義の支払い口座情報を入力します。
以上で申し込みは完了のため、後は審査を通過してカードが郵送されるのを待つだけです。
本人確認書類の郵送などをする必要がないため、すぐにカードを作りたい方にとって嬉しいスピード感と言えるでしょう。
郵送時の本人確認
Web上で本人情報の登録を行い、発行・郵送されたカードを受け取る際に本人確認をする方法です。
こちらの方法でも、受け取り時に本人確認を行えるため、あらかじめ本人確認書類等を送る必要はありません。
ただし、カード受け取り後に、郵送された書類にて、登録口座を設定する必要があります。
画像で本人確認を行う
Webの申し込みページで指定の画像をアップロードすることで、本人確認を行います。
本人確認に必要な画像は、運転免許証・運転経歴証明書・パスポート・住民票のいずれかです。
審査が完了してカードが郵送された後、書類で登録口座を設定します。
必要書類を郵送する
Web上で入会申し込みをした後、郵送された書類に必要事項を入力、本人確認書類も添付して返送します。
郵送完了後、審査が通過すれば自宅にカードが届くという流れです。
4つのパターンのうち、カード発行までに少し時間がかかります。
JAL・CLUB-Aゴールドカード
公式サイト:CLUB-Aゴールドカード
とにかく、JALマイルをざくざく貯めたい方におすすめなのが「JAL・CLUB-Aゴールドカード」です。
JALが発行するゴールドカードということで、とにかくマイルに関する特典やボーナスが豊富にあります。
基本情報
年会費 | 17,600円(税込) |
ポイント還元率 | 1.00% |
交換可能マイル | JALマイル |
ポイントの種類 | JALマイル |
付帯保険 | 海外旅行、国内航空 |
特徴
特徴は、マイルの特典・ボーナスが充実している点です。
カードに申し込み後、JALグループ便に初搭乗した際に5,000マイル、以降毎年初回の搭乗時に2,000マイル、搭乗するごとに通常のフライトマイルにプラス25%のボーナスマイルが付与されます。
メリット
メリットは2つあります。
1つ目は、マイル還元率が最大2%に及ぶことです。
JAL・CLUB-Aゴールドカードでのお支払い100円につき1マイル貯まります。
普段のお買物や光熱費・携帯料金の支払いなどにも利用すれば、一般のJALカードと比較しても、圧倒的にマイルを貯めやすいカードです。
2つ目は、付帯保険が充実していること。
申し込み方法
Webの入会申し込みページより、必要な本人情報の入力を行います。
情報を基に仮の審査が行われ、通過次第、入会に必要な書類が郵送されます。
必要事項を記入・本人確認書類を添付して返送します。
その後カードが発行されて自宅に届くといった流れです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
公式サイト:セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」はセゾンマイルクラブに会員になることができるカードです。
空港のラウンジが利用できる「プライオリティパス」の最上位会員に優遇年会費(税別10,000円)で入会することが可能です。
また、JALマイルの還元率が高く、ゴールドカードの中でも年会費に対してコストパフォーマンスの良いカードとして知られています。
基本情報
年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 0.75 |
交換可能マイル | ANAマイル、JALマイル |
ポイントの種類 | セゾン永久不滅ポイント付帯保険-海外旅行、国内航空 |
特徴
特徴は、入会特典が非常に充実している点で、入会時のボーナスと一定条件をクリアして獲得できるポイントを合わせたら、初年度年会費の半額以上を相殺できるといっても過言ではないほどです。
まず、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」に入会した翌々月までに、50,000円(税込)以上のお買物をカードでお支払い、1回以上のキャッシングの利用、ファミリーカードの発行、以上すべてを行うと、合計7,000円相当(1,400ポイント)のポイントが付与されます。
日用品のお買物や水道光熱費・携帯電話のお支払いをカードにまとめてしまうのが良いでしょう。
メリット
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」のメリットは、無期限のセゾン永久不滅ポイントが貯められる点です。
有効期限がないため、地道にコツコツと多くのポイントを貯めることが可能です。
また、貯まったポイントは、ANAとJALの両方に交換できます。
さらに、マイル還元率は、最大1.125%までアップさせることもできます。
※ただし、年会費が別途4,400円必要です
マイルを普段のお買物からも効率よく貯めたいという方は、検討して良いかもしれません。
申し込み方法
「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」のWeb申し込みページより、本人情報の入力を行います。
入力完了後、記入したメールアドレス宛に、受付完了メールが届きます。
このとき、対象金融機関の銀行口座を持っている場合は、入会申し込みと同時に、引き落とし口座の設定が可能です。
カードの申し込み完了後、登録した番号へ10:00~20:00の間に確認の連絡があります。
その後、入力したメールアドレス宛に審査結果のメールが届きます。
メールが到着した翌日から数えて最短3営業日後にカードが発送します。
インターネットバンキングの登録で本人確認が完了している場合は「簡易書留郵便」、未完了の場合は、本人限定受取郵便(特定事項伝達型)で郵送されます。
まとめ
マイルが貯まるクレジットカードを選ぶ時のポイント、各クレジットカードの特徴を紹介しました。
自身の生活スタイルや、目的に合わせたマイルが貯まるクレジットカードを見つけることができるかもしれません。
もし、貯まったマイルだけで旅行に行けたら、なんだかとっても得した気分になりますよね。
ぜひ、貯めたマイルを、ご褒美の旅行やその他のサービスに活用してください。
そのためにも、最適なクレジットカードを選ぶことは大切です。
最適な1枚を選ぶために、各クレジットカードの特徴やメリットを吟味しましょう。